こだわり : 静岡沼津のお茶農家直販売 株式会社やまがた園 | 静岡県沼津市 愛鷹山が見下ろす茶園 農家生産直販売
令和5年 新茶が販売開始です!

心がホッとするお茶づくりを目指して

愛鷹山茶畑

皆さんはお茶を飲んで「このお茶には心がこもっているな」とか「思いやりを感じるな」と思ったことはありますか?

我が家は、山形園という屋号で、お茶の生産から加工、販売までを自分のところで行う、いわゆる自園・自製・自販のお茶農家です。家族全員で、力を合わせてお茶を栽培し、加工して販売する、私が生まれる前から、ずっとこの形態でやってきました。

そして、お茶に対する姿勢への再確認と新たな取組みをしていく中で、私が私なりに出した一つの答えは 、

「お茶の栽培から、製茶、販売まで、一つひとつに心をこめた仕事をすること。
そうしてお客さまに飲んでいただくお茶には、人の心をホッとさせる力がある」


そう信じて、毎日、仕事に励んでいます。


株式会社 やまがた園 茶師 渡辺祐樹

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「蒸し」に徹底的なこだわり

「蒸し」に徹底的なこだわり

製茶の工程では「蒸し」に徹底的にこだわっています。

「蒸し」とは、茶葉の発酵を止める工程です。
時間にすればわずか数十秒の工程ですが、この加減によってお茶の色、香り、味が大きく左右されるので、製茶においては「蒸しが命」と言われるほど重要な工程です。

その日の気温、湿度、そして何よりも原料茶葉の品質、成長具合によってベストの「蒸し加減」があるので、常に蒸し機の調整を行わなければなりません。

現在では機械のマイコン制御機能があるのですが、
やまがた園ではあえて、細かな調整ができ、蒸しにこだわることができ自分ですべて調節する手動式を導入しております。
それは、気を抜けば失敗することもあるので、まさに真剣勝負です。

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お茶の保存へのこだわり

真空窒素充填機

やまがた園では、生産加工された茶葉を真空窒素充填機にて 3kgほどに細かく小分けに保存しています。
やまがた園では、注文を頂いてから袋詰めしています。

当園の 真空窒素充填機では、10kgのパッケージも可能ですが、
細かく小分けすることにより、開封のたびに受けてしまう湿気や酸化のリスクを最低限に抑え、一番茶の香りと旨み、水色を最高の状態でお届けすることを心がけております。

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製茶の最後の工程「火入れ」

製茶の最後の工程「火入れ」には、最新の遠赤外線火入れ機を使用
荒茶に120度の熱を加え、お茶を焙煎することにより特色のある風味を加える作業です。

火入れから日数が経過すると、味が変わり風味も落ちてしまうので、一度に火入れするのではなく、在庫の状況や注文に応じて行うことで、よりよい状態のお茶が提供できます。

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土づくりと原料茶葉の品質向上

土づくりと原料茶葉の品質向上を目指して、消費者の安全と安心、コスト削減のためにも、農薬の散布回数を極力減らせるよう茶園の管理・観察をこまめにするように心がけております。

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